柚子胡椒の名前の由来、発祥は九州の大分、唐辛子なのに胡椒のわけ - 桃色の雫
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柚子胡椒の名前の由来、発祥は九州の大分、唐辛子なのに胡椒のわけ

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かつては、「胡椒」という言葉は青唐辛子を意味する古語だったそうです。

それが、今は九州の一部の地域でのみ方言として残っているんですね。

実際、九州では年配の人は唐辛子のことを、胡椒と呼ぶそうで、昔からそう呼んでいたのは事実みたいです。

この記事では、柚子胡椒の名前の由来、発祥地、作り方を紹介しています。

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柚子胡椒は胡椒なのに、唐辛子?

実は柚子胡椒は地域特産

大分県の日田地方の特産品が柚子胡椒です。唐辛子と柚子の果皮を細かく刻み塩をすりあわせ熟成させた調味料です。

この名の胡椒も唐辛子のことです。柚子の果皮と合わせることで独特の風味が出て、鍋などに重宝されます。

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柚子胡椒発祥の地

今や特産品になった柚子胡椒

柚子胡椒は九州名産の香辛料=薬味です。柚子の表皮を細かく刻みこれに唐辛子と塩をすり合わせます。柚子のさわやかな香りにピリッと効いた辛味が魅力になっています。

発祥として、いちばん有力な説はやはり、柚子の産地日田市です。それは、唐辛子の呼び名とも関係します。

まず、昔の農家の方々が、自らの地で取れる野菜や果実で試行錯誤しながら作ってきたものが、現在の様々な料理の由来になっているんですね。

現在の日田地方の中でも、上津江村、中津江村、旧前津江村あたりが有力です。おそらく、生産する農家の人々が作ったものが発祥だろうといわれています。

したがって、自家製造で商売は前提ではなかったので、地域の中で、じわざわ広がっていったと考えられています。発祥からは50年とも60年とも言われています。

柚子胡椒の作り方

原料と合わせ方

原料

・黄色く熟れる前の青い柚子
・新鮮で辛味の強い青唐辛子

作り方

・材料を選別した後、洗浄して汚れを取ります。
・洗浄したゆずの表皮をむきます。
・むいた皮を洗浄します。
・余分な水分を除くため、皮を脱水します。
・ミキサーで皮を砕きます。
・ゆずの皮と唐辛子をそれぞれ磯塩で味付けします。
・ゆずと唐辛子を混ぜ合わせて、瓶詰めします。

柚子胡椒を使ったレシピ

ちょっと気になったレシピを3つ紹介

1.柚子胡椒チャーハン

塩胡椒の代わりに柚子胡椒で味付けをしたチャーハンです。ちりめんじゃこやちくわなどをいれて、柚子胡椒で味付けすれば、見事な香り高いチャーハンになります。

2.柚子胡椒餃子

餃子のタレではなく、調味料として柚子胡椒を入れます。種を作る時点でしっかり味付けをしているので、とってもジューシーです。

3.柚子胡椒のパスタ

バジルのような色合いの柚子胡椒パスタ。一度食べたらクセになるくらいの、絶品な柚子胡椒の使い方です。シメジやエリンギなどのキノコ類ともバッチリ合います。

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