けんちん汁の発祥と名前の由来、簡単な作り方のレシピ、豚汁との違い - 桃色の雫
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けんちん汁の発祥と名前の由来、簡単な作り方のレシピ、豚汁との違い

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けんちん汁は、根菜がいっぱい入っていて、体にいいように感じませんか。

実は、この変わった名前は鎌倉地方が発祥だそうです。

また、普通の豚汁はけんちん汁とどう違うのでしょうか。

この記事では、けんちん汁の発祥と名前の由来、そして簡単な作り方のレシピと豚汁との違いを紹介しています。

さあ、美味しいけんちん汁をいただきましょう。

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けんちん汁の発祥はお寺の精進料理

名前の由来もお寺の名前から?

人気の汁物料理のけんちん汁。野菜がいっぱい食べられるし、体もポカポカするので、とても健康にいいような気がします。

さて、このけんちん汁、なぜ、こんな変わった呼び名なのでしょうか。

実は、けんちん汁の名前の由来は、鎌倉時代に創建された禅寺の建長寺だといわれているんですね。

要するに、「建長寺の汁」が、いつのまにか「建長汁」→「けんちん汁」と変わっていって、広まったと言われています。

この建長寺の汁はお寺の精進料理でした。

したがって、けんちん汁には、動物や魚といった生きものは使わず、野菜くずまで無駄なく使って作るのです。

仏教での精進というのは、雑念を取り去って、仏道修行に励む意味があるそうです。

そういうわけで、精進料理は、修行僧のための料理ということになります。

戒律で仏教徒は肉を食べないので、けんちん汁も野菜や山菜の具材ででできています。
るんです。

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けんちん汁の主な具材

根菜や山菜、葉野菜も

けんちん汁の具材としては、ゴボウやニンジン、大根、サトイモといった根菜が多く、そこにコンニャク、ネギ、キノコ類、豆腐といった食材を合わせます。

味噌仕立ての印象が強いかもしれませんが、実は、本来のけんちん汁の味付けは昆布やしいたけから出汁をとるそうです。

豚汁との違い

けんちん汁は元々が精進料理なので、豚汁とは決定的に違います。

まず、豚汁には豚肉が入っています。けんちん汁は精進料理なので、肉は入れない。ここが決定的な違いですね。

けんちん汁の簡単な作り方

家庭でもできるレシピ

<材料>

(4人分)
・豆腐 1丁
・大根 6cm
・にんじん 1/2本
・生しいたけ 3枚
・ごぼう 1/3本
・里芋 3個
・こんにゃく 1/2枚
・油揚げ 1枚
・小松菜 1/2わ
・だし汁 5カップ
・サラダ油 大さじ2
・(A)
しょうゆ 大さじ1と1/2
塩  小さじ1/2
酒 大さじ2

<つくり方>

・豆腐を軽く水きりして、ふきんに包んで粗くつぶします。
・大根、にんじんを半月に切理、生しいたけは軸をとって、4つ切りにします。
・ごぼうは斜めに薄輪切りにして水にさらします。
・里いもは皮をむいて輪切りにして、塩でもんで、洗い流します。
・こんにゃくはひと口大にちぎって、ゆでます。
・油揚げは熱湯をかけて油抜きして、細切りにします。
・鍋にサラダ油を熱し、全ての具材を炒めます。
・だし汁を加えて、アクを取りながら20分間煮込みます。
・豆腐と4cmくらいに切った小松菜を加えて、(A)を加えます。

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