ダイナマイトがもたらしたノーベル賞に込めたノーベルの平和への思い | 桃色の雫
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ダイナマイトがもたらしたノーベル賞に込めたノーベルの平和への思い

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ノーベル賞を生み出したのは、ノーベルという科学者です。スウェーデン生まれ、アルフレッド・ノーベルがその人です。

このノーベルの発明として有名なのは、ダイナマイトです。

実は、ノーベル賞はダイナマイトととても深いつながりがあったのです。

なぜなら、ノーベル賞は最初、ノーベル平和賞から作られたということからわかります。

ノーベルの思いは科学者のやるべきこと、そして、科学の進むべき道を示していると言えるでしょう。

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ダイナマイトとノーベル賞

平和への気持ち

実は、ノーベルが発明したダイナマイトというものは、火薬や爆薬よりも安全だったのです。

それにもかかわらず、爆発力も強く、土木工事などで盛んに利用されるようになりました。

しかし、ダイナマイトの材料にはニトログリセリンというものを用います。これは液体で残念ながらとても爆発しやすいものだったために、使いにくい欠点を持っていました。

そのために、このノーベルの発明するまでに、多くの人が事故で亡くなっています。その中にはノーベルの弟も含まれています。

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第一次大戦が転機に

戦争の武器になったダイナマイト

このダイナマイトは使いやすさが災いして、戦争でもたくさん使われてしまい、多くの命をうばうことになってしまいました。

ノーベルは良かれと思って作った自分の発明のために、多くの人が亡くなってしまったことに悔やんでも悔やみきれない思いがあったと想像できます。

そこで、ノーベルは、ダイナマイトの発明で得たお金の使い方を模索しました。そして、平和や科学の発展に役立てて、二度と人を不幸にしてはならないと考えました。

ノーベルは、遺言として、ダイナマイトによって得たお金をもとにして、世界に役立つ研究や活動をした人に贈ってほしい残しました。

亡くなった日が授賞式

1901年からノーベル賞が始まる

第1回のノーベル賞が贈られたのは、ノーベルが亡くなって5年後の1901年でした。このノーベル賞の授賞式は、実は、毎年12月10日の午後4時30分からと決まっているのです。

これはノーベルが亡くなったのと同じ日、同じ時間だということです。そして、この賞は人類に最大の貢献をもたらした人々に贈られるとされているのです。

ノーベル賞は何部門?

世界最高の賞

ノーベル賞には、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞の5つの部門がもともとです。そして、スウェーデン銀行が1968年に経済学賞が創設されました。

それぞれの部門で毎年各部門3人までに賞が、人類のためになる偉大な発明や発見をしたり、すぐれた作品をつくりだしたりした人たちに贈られます。

実は、ノーベル賞の受賞者がどのように決まるかは公表されていません。

選考委員が、あらゆる研究や作品の中から、最もふさわしいものを選ぶといわれてはいますが、その選考基準は非公開になっているのです。

受賞者は、毎年10月に発表されます。この受賞連絡は直接電話で知らされることになっています。

そして、12月の授賞式には、メダルと賞状に加えて賞金がわたされることになっています。

ノーベル賞の賞金

複数授賞なら分配

ノーベル賞の賞金は少しずつ、時代によって金額が変わってきています。

2001年から2011年までは、一つの賞につき1,000万スウェーデン・クローナでした。これは、日本円に直すと、約1億2,500万円になるそうです。

これが2012年からは800万スウェーデン・クローナになっています。少し下がっていますね。日本円では約1億円になるそうです。

一つの賞は3人まで受賞できることになっています。こうなると、800万クローナを受賞者で分配することになるということです。

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