たんぽぽコーヒーってどうやって作るかご存知ですか。
まあ、タンポポの根っこを取ってきて・・・・くらいは想像できると思いますが、普通のコーヒーと同じようにやはり焙煎するんですね。
コーヒーが高価で手に入らなかったために、代用品として作られたという歴史があるそうです。
そんなたんぽぽコーヒーの気になるお味や含まれる成分、作り方のレシピ、美味しい飲み方を調べてみました。
健康にも良いと言われているたんぽぽコーヒー、ぜひ試してみてください。
たんぽぽコーヒーってなに??
たんぽぽコーヒーはどんな飲み物?
たんぽぽコーヒーは、焙煎したたんぽぽの根から作らたもので別名「たんぽぽ茶」ともいわれます。
たんぽぽコーヒーはポーランドが発祥といわれています。
かつてポーランドでは、コーヒーは大変高価で貴重な飲み物だったそうです。コーヒーはお金持ちの人しか飲むことができなかったのです。
そこで、代用品としてたんぽぽの根をコーヒー豆の代わりに焙煎して作られたのが、たんぽぽコーヒーといわれています。
その後ヨーロッパ全体に広がり、多くの人に飲まれるようになりました。
たんぽぽコーヒーは焙煎により、コーヒーに似た風味があるために「コーヒー」という名称はついていますがコーヒー豆は使われていません。
そのため、コーヒーが苦手、カフェイン摂取を控えたいという方にも愛用されているのです。
自家製たんぽぽコーヒーの作り方
たんぽぽを選ぶポイントは新鮮さ!
たんぽぽコーヒーは市販でも売られていますが、自宅でもたんぽぽコーヒーは作る事ができます。
では自宅で作る方法を紹介しましょう。
① たんぽぽを摂る
たんぽぽの根は一般にごぼう根と呼ばれるほど太く真っ直ぐな根茎でしっかり根です。そのため、普通に引っこ抜こうとしてもなかなか抜く事が出来ません
その為、たんぽぽを抜く時は雨上がるで土が柔らかい時に抜くのがポイントです。
②たんぽぽの根を洗う
とってきた、たんぽぽの根を金たわしなどでしっかりと土を洗い落とす。
③天日で干す
包丁で斜め薄切りにし、ザルなどに広げ、からからになるまで3〜5日ほど天日に干す。
④細かくする
乾かしたたんぽぽの根をフードプロセッサーやミキサーで細かくする。
⑤焙煎する
フライパンで弱火~中火でジックリと、コーヒーの粉と同じ色になるまで乾煎りしたら出来上がり。
天候により天日干しができない場合はオーブントースターで約1時間程焼いて感想させる事もできます。
たんぽぽコーヒーの効果
たんぽぽコーヒーは妊婦さんにもおススメ!
雑草としてのイメージが強いたんぽぽですが、実はたんぽぽには沢山の栄養素が含まれています。
ビタミンA、鉄分、カルシウムなどが含まれております。
◼️むくみ解消
たんぽぽの根には「イソクエルシトリン」という成分が含まれています。
このイソクエルシトリンは溜まった老廃物や余分な水分を体から取り除いてくれむくみを改善してくれます。
また、たんぽぽコーヒーにはカリウムも多く含まれているのでむくみの原因となる塩分を排出してくれます。カリウムには血圧上昇を抑制してれたり、筋肉の働きをよくする効果もあります。
◼️母乳の分泌を促進
たんぽぽの根には「タラキサシン」が多く含まれていて、母乳の分泌を促進してくれる効果があります。
母乳が出ないと悩んでいる方にはたんぽぽコーヒーはノンカフェインですのでおすすめです。
◼️便秘改善
たんぽぽコーヒーには食物繊維が豊富に含まれています。
有害物質を体の外に出してくれるので腸内環境は綺麗な状態を保ち便秘改善になります。
たんぽぽコーヒーには沢山の栄養素や効果が期待できる飲み物です。
しかも、ノンカフェインのためコーヒーは飲みたいけどカフェインが気になるという方にもおすすめです。